臨月に入り出産予定日が近づいてくると、いつ陣痛が来るか毎日ソワソワしますよね。また、予定日を過ぎても陣痛がこないと無事赤ちゃんが産まれてきてくれるのか心配になってしまします。
そこで、今回は陣痛がこないと不安な妊婦さんに、陣痛を促す方法をお伝えします。ぜひ参考にされてください。
★実際の陣痛ってどんな感じ?出産体験談↓
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陣痛を促すポイント
陣痛がくるはっきりしたメカニズムはわかっていませんが、子宮収縮による刺激や、赤ちゃんが降りてきて子宮口を押す刺激によって陣痛が起こると言われています。
そのため、陣痛を促すにはとにかく体を動かしたり骨盤を広げて赤ちゃんを下降させること、また子宮を収縮させるような行動を起こすことがポイントです。
産院の先生に「いつ産まれてもいいですよ」と言われている場合は、多少お腹が張るくらい動いたり刺激をしたりする方がいいようです。
陣痛を促す方法1. ウォーキング
産院の先生や助産師の方に「とにかくウォーキングをしましょう」と言われている妊婦さんも多いと思います。昔からよく歩くことで安産になると言われ、陣痛を起こす方法としてよく知られています。
体調を見ながら1日1度は家の周りを散歩したり、お買い物に出かけるなどして意識してウォーキングの機会を増やしましょう。
陣痛を促す方法2. スクワット
こちらも陣痛を促す方法として有名ですが、スクワットをすることで骨盤の周りの筋肉が刺激され、赤ちゃんが降りてきやすくなります。家事をしている時、また歯磨きをしている時など、ながら作業で行うと取り入れやすいです。転倒しないよう気をつけて行いましょう。
陣痛を促す方法3. 階段の昇り降り
スクワットと同じように昇降運動によって骨盤の周りの筋肉が刺激され、陣痛を促すとされています。できるだけエレベーターなどは使わず、階段を使って移動するよう心がけましょう。転倒しないよう手すりを持つなど気をつけて昇り降りしましょう。
陣痛を促す方法4. 床の雑巾がけ
臨月になるとかがんで床を拭くのは大変ですが、その刺激が骨盤を広げ、陣痛を促進してくれます。無理をしない程度に休みながら行いましょう。
陣痛を促す方法5. あぐらをかく
足の付け根が痛くて動くのが辛い場合など、あぐらをかいて膝頭を下の方に押し、股関節をゆるめてあげるのも効果的です。
陣痛を促す方法6. ストレッチをする
仰向けに寝た状態で左右の膝を立て、膝頭をくっつけます。左右交互にパタンパタンと膝を倒します。骨盤のゆがみを整え、骨盤の周囲をほぐしてくれるストレッチです。
陣痛を促す方法7. 腰や三陰交を温める
安産に冷えは厳禁です。特に腰の周りや安産のツボと言われる三陰交(足の内側のくるぶしから指4本分上にある)を温めましょう。
三陰交を冷やさないよう、靴下は三陰交が隠れる長さのものを選び、またカイロや足湯などでよく温めてあげるといいです。
陣痛を促す方法8. 乳頭マッサージをする
乳頭を刺激すると、子宮を収縮させるホルモンが出ます。産後赤ちゃんが母乳を飲みやすくするため、また乳頭を傷つけずスムーズに母乳育児をするためにも乳頭マッサージは行った方がいいので、積極的に行いましょう。
関連記事:「上手な乳頭・乳輪マッサージの方法」
陣痛を促す方法9. ラズベリーリーフティーを飲む
ラズベリーリーフティーに含まれるフラガリンという成分は、子宮や骨盤周辺の筋肉の収縮をサポートし、お産をスムーズにしてくれる作用があります。また、安産のためには体を温めておくことが大切ですが、温かい水分をとることで自然と体も温まりリラックスします。
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陣痛を促す方法10. アロマを活用する
アロマの中には、クラリセージなど陣痛促進の精油が入っているアロマがあります。子宮収縮や出産をサポートしてくれる3種のアロマをブレンドした分娩専用アロマ
も販売されています。産院によってはアロマの持ち込みを許可しているところもあるので、分娩時に香りを嗅ぐことで緊張・不安を和らげる効果も期待できます。
出産予定日を過ぎても大丈夫
出産予定日を過ぎるとどうしても焦りや不安が出てきますよね。でも出産予定日はあくまで予定日。特に初産の場合は予定日を過ぎることも多いものです。赤ちゃんがお産のために一番いいタイミングで出てきてくれることを信じて、残りわずかな妊娠生活、無理をせず焦らずリラックスして過ごせるといいですね。