初めてのベビーカー選び。
気合いを入れて色々調べたものの、実際に使い始めると後悔する点も・・・
これからベビーカーを選ぶ方は、ぜひ参考にしてみてください。
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店員さんの言うことを聞いて失敗
私がこれから述べる後悔は、ほぼすべて事前に調べて選ぶつもりがなかったもの。
でも店頭で実際にベビーカーを押しながら、ベテランおばちゃん店員の迫力と年季の入ったセールストークに流されて…
私の希望
・とにかく軽くて扱いやすいベビーカー
実際に買ったベビーカーの特徴
・軽いと安定せず赤ちゃんが危ないと言われ、ある程度重みのあるベビーカー
・走行性の良いシングルタイヤのベビーカー
となりました。
さて、このベビーカーを選んで後悔しているポイントは…?
第3位: 小回りがきかない・段差に弱い
走行性が良いということで最近シングルタイヤのベビーカーが人気ですが、買ってから気づきました。
よく行くスーパーやショッピングモールの床は、凹凸が全くないんです!
当たり前のことなのに、走行性が良いものがいいと言われると、そうなのかなって思っちゃったんですよね・・・。
家の周りの道も舗装されたアスファルト。
砂利道とかめったに走らないし、そもそも砂利道はシングルタイヤだろうと走りづらかったです。
それよりも、スーパーやショッピングモールで他の人の邪魔にならないようベビーカーを寄せるのがスムーズにいかなかったり、狭い店内の角を曲がる時に小回りがきかないのが気になる・・・。
段差に強いというシングルタイヤ最大のメリットは、対面式ではけっこうつまづくので実感できませんでした。
ただ、背面式で使うようになってからは段差が超えやすくなり、シングルタイヤのメリットを感じ始めました!
第2位: 片手で開閉できない
片手で開閉できない、たったこれだけのことが、赤ちゃんと2人きりのお出かけを億劫にするんです。
片手で開閉できないということは、ベビーカーを畳んだり開いたりする時はわざわざ赤ちゃんを別のところで待機させる必要があるということ。
つまり、電車が混んでいる時や赤ちゃんがぐずって抱っこになった時、エレベーターが見つからない時、1人でベビーカーを畳むということができないのです。
そのため近場や旦那と一緒のお出かけはいいのですが、2人で遠出はなかなか・・・。
ちなみに旦那は力があり、赤ちゃんを抱っこしながら足も使って1人で器用に開閉しています。
なので店員さんや他の人が片手で簡単に開閉できると言っても、自分にできるかどうかをきちんと確認することが大事だなぁと思います。
赤ちゃんの首が座って縦抱きできるようになってからは、赤ちゃんを抱っこしたまま、両手でベビーカーを開閉することができるようになったのでなんとかなっています。
第1位: 5kg越えはやっぱり重い
店頭で「そんなに重くないでしょう?」と言われてそんなに重くないかなと思ったけれど、実際赤ちゃんを連れて外出する時は何かと荷物が重くなります。
赤ちゃんもベビーカーを買う時はまだ軽かったけれど、どんどん重くなっていきます。
ベビーカーを買った生後2ヶ月の時はまだ5kgぐらいでしたが、うちの子は重めで、生後6ヶ月ぐらいで10kgになってしまいました。
自分の荷物と赤ちゃんの荷物、10kg超えの赤ちゃん、5.5kgのベビーカー・・・
ちょっと気が重いですよね。
まぁベビーカーと赤ちゃんを片手に抱えることは、頑張れば避けられます。
電車は混む時間を避けたり、赤ちゃんがグズってもベビーカーをたたまずにすむ場所に行って立ち止まってあやしたり、エレベーターがあるかどうか事前に調べたり。
ただ、重いことで電車とホームの溝を超える時持ち上げづらいのは、避けることができないので怖いです。
歩道の段差も、越えづらいとつい車道を歩きたくなりますが、もちろん危ないです。
赤ちゃんの安全は最優先にしたいけれど、使いづらくて危ないのは本末転倒かなと思います。
そもそもベビーカーはもっと後から買えば良かった
我が家がベビーカーを購入したのは生後2ヶ月のことです。
それまで抱っこ紐を使っていましたが、少し腰が痛いし、別に困ることはないけど、ベビーカーがある方が便利なのかな?ぐらいの感じでした。
でも、それがそもそもの間違いでした。
赤ちゃんが小さい時と大きくなった時で、求めるベビーカーが違います。
そして、大きくなってからの方が使う期間が圧倒的に長いのです。
今時、3歳くらいまで普通にベビーカーに乗せてるのが普通みたいです。
大きくなってから買えば、もっと自分のニーズに合うベビーカーが正しく選べたなあと思います。
赤ちゃんが小さいうちは、そんなにベビーカーは便利ではない
生後4〜5ヶ月頃までは圧倒的に抱っこ紐が便利です。
これは、ベビーカーを買って初めてわかったことです。
赤ちゃんが重いからベビーカーが欲しいのに、この頃はまだ赤ちゃんよりベビーカーの方が重く感じるのです。
赤ちゃんの体重が8kgになるぐらいまでは、結局抱っこ紐ばかり使っていました。
もちろん赤ちゃんを乗せて移動する間や長い買い物の時は断然ベビーカーが楽ですが、ベビーカーには小さな不便がたくさんあるのです。
家の玄関の段差を、重いドアを体で開けながらベビーカーを持ち上げて通ったり、なかなか見つからないエレベーターを探して遠回りをしたり。
さすがに長時間買い物する時はベビーカー的存在はなくてはならないのですが、ショッピングモールや大きめのスーパーにはたいがい赤ちゃん用のカートが置いてあるので、ベビーカーでなければいけないわけではないんですよね。
ベビーカーはいつ買えばいい?
私はおすわりができるようになってから買うのが一番いいと思います。
おすわりができれば、重装備のベビーカーを買わずに済みます。
おすわりまで待つのは大変と思うかもしれませんが、実はおすわりができるのって、思ったより全然早い時期でした。
バンボみたいな椅子には生後3ヶ月の終わりぐらいから座ることができてたんです。
椅子に長時間は無理ですが、ベビーカーみたいなクッション性のあるシートで後ろに倒せたら、そんなに体に負担がかかるわけではないかなと思うと、案外おすわりまで待てないものではないと思います。
2人目が生まれても、きっと軽い2人目がベビーカー、大きくなった上の子がベビーカーでしょうし。
失敗しないベビーカーの選び方は?
5kg以下の軽いもの
1人で使う時や電車で使う時はもちろん、車でもあんまり重いと積み下ろしが億劫になります。
車の積み下ろしだけだから軽くなくてもいいは嘘だと思います。
やっぱりそれだけでも重いと面倒に感じます。
逆に、重くないとベビーカーが安全じゃないとは思わないので、重くていいメリットが思い浮かばないです。
片手でも開閉できる・走行できる
具体的には、赤ちゃんと自分の荷物を背負った状態で、片手に赤ちゃんを抱きながら片手でベビーカーを開閉し、かつげるもの。片手で押して走行できるもの。
これが出来る出来ないで、格段に1人で外出しやすくなります。
小さい時は旦那さんとスーパーに行くぐらいしか使わなくても、大きくなるにつれて1人で赤ちゃんを連れて出かけることも増えると思います。
赤ちゃん連れだと少しのハードルで気持ちが折れてしまうので、片手で使いやすいベビーカーであることが大切だと思います。
両対面式オートフォーキャス
これは本当にあって良かった機能です。
赤ちゃんを対面にする必要があるかそんなにわかっていませんでしたが、やっぱり低月齢のうちは心配だし、大きくなってからは人見知りが始まり、知らない人と目が合うとないたり、ママの姿が見えないと泣くことが増えたので、大きくなってからもあって良かったです。
ですが、オートフォーキャスでないと対面での走行はかなり大変と聞くので、自動的に前輪と後輪が切り替わるオートフォーキャス機能が必須かと思います。
クッション性の高いハイシート
人気機種ではほとんど標準装備だと思いますが、赤ちゃんを埃や熱から遠ざけるハイシート、衝撃から守るクッション性の高いシートであることも大切ですよね。
その他
荷物がたくさん入るカゴが欲しいなど、個々の好みに合わせたものを選ぶといいですね。
まとめ
いかがでしたか?
初めてのベビーカー選び、どれだけ事前に調べてもわからないことがたくさんありますよね。
私の後悔が、誰かの役に立てれば幸いです。
ぴったりのベビーカーが見つかりますように。