生後10ヶ月の息子と毎日家で過ごすのは限界…(げっそり)
息子と私の気晴らしに親子で参加できるイベントはないかと探していたところ、近くでベビーパークの体験イベントが。
「叱らない育児」という響きに惹かれ、早速行ってみました!
幼児教育とかIQと聞くと怪しいですが、なかなか納得のいく話ばかりで、親も勉強になるし子どもも楽しそうでした。
- 3歳までに脳の80%が完成するらしい
- 体験レッスンの内容を見せるよ
- 私がベビーパークに入会を決めた理由は・・・?
- 入会してよかったこと
この記事をさくっと読む
体験レッスン1回目(育児勉強会)の内容
「3歳までに脳の80%が完成する」「3歳までの知識教育はダメ」
人間の脳は、0〜3歳で80%が完成した後、6歳で90%が完成し、その後はほぼ横ばいだそう。つまり、幼児期に脳の発達を刺激してあげることが大事だよ。ということです。
よく聞くやつだ。
そして、3歳までに知識の詰め込み教育をするのは良くないし意味がないとのこと。
「幼児教育=知識の詰め込み=可哀想」と思っていましたが、違うんですね。
「3歳までの適切な育児」=「叱らない育児」
- 叱らない
- 命令しない
- 支持しない
- 否定しない
- 試さない
これは頭ではわかっても実行するのが難しそう・・・
イヤイヤ期とかどうするんだろう・・・
育児相談にものってくれた
- ズリバイはよくするのに、ハイハイをしない
- 大人しく座っていられない
1つ目の悩みには、「ハイハイ体操」を教えてもらいました。
写真のように、自分の腕を赤ちゃんの腕に通して、赤ちゃんの足の裏をぴったり合わせて持つ。
そのまま左右に大きくぶらんぶらん振る。
毎日やってると、本当にハイハイが増えてきました。1ヶ月もしないうちに、ズリバイから完全にハイハイから移行しました。
2つ目の悩みには、「気が済むまで好きにさせてあげてください。」とのこと。
探求本能を満たせば、自然と大人しく座るし、無理に押さえつけるとあとで大きくなってから反動が出てしまうとのこと。
ベビーパークでは好きに動き回っても怒られないので、よしとすることにしました。
体験レッスン2回目の内容
体験レッスンでは、実際のレッスンに参加します。
私は土日のレッスンだったので受講者は少なく、他に2組の親子がいるだけでした。
どちらも生後11ヶ月の女の子で、和気あいあいとした雰囲気でした。
- マサーリング(育児相談)
- はじまりのうた
- お名前呼び答え
- おもちゃがどこに入っているかクイズ
- 果物のおもちゃで名前と感触を確かめる
- ビーズを2つのコップ間で移し替え
- 百玉そろばん
- フラッシュカード
- 筋肉をほぐすストレッチ
- 手遊び
- 歌:夕焼け小焼け 音符を指で差し示しながら歌う
- 英語の歌をきく
- 大人が抱っこして踊りながらまわる
- 数の概念を教える
- フープをトントン・グニャグニャする
- ベビーコロンで色ぬり
- 絵本の読み聞かせ
- 英語の絵本の読み聞かせ
- 終わりの歌
上記が体験レッスンの具体的な内容です。
盛りだくさんすぎるぐらいでしたが、子どもの興味を引き続けるためにはこのぐらいたくさんあった方がいいそうです。
- 絵と言葉を右脳にたくさんインプットする
- 数や色の概念を教える
- 指先の器用さを鍛える
絵と言葉を右脳にインプット/数や色の概念を教える
大人は物事の意味を理解して覚える=左脳を使って物事を捉えるそうです。
一方、0〜3歳までは、右脳で物事を大量にインプットして理解する特殊な時期だそう。
- フラッシュカード
(絵や言葉が書かれたカードを2倍速程度の速さで大量に見せていく) - 模型を見せながら、名前や特徴を言葉で伝える
- 歌や絵本の読み聞かせをする
フラッシュカードは幼児教育の王道のようで、だいたいどこもやってくれます。(カードの数は七田式の方が多かったです。)
子どもは見ていないようでしっかり見ているとのこと。
他にもりんごの模型を見せながら、「これはりんごだよ。赤いね。大きいね。」など、色や形の概念も教えます。
言葉を話さなくても、お母さんが教えてあげることで言葉の理解は進むそうです。
絵本も文章を読みあげるのはもちろんのこと、「これはボール。2つあるね。」など絵本に出てくるものを一つずつ指さしながら教えてあげるといいとのこと。
指先の器用さを鍛える
指は第二の脳と言われるぐらい、脳の発達と密接にかかわっているそうです。
指を動かすことで、脳の発達を促すアクティビティがたくさんあります。
- ビーズを2つのコップ間で移し替え
- コインを貯金箱に入れる
- ベビーコインで色塗りする
息子はそもそも「入れて」という言葉自体わかっていませんでした。でも何度も親が「ここに入れるよ」と見本を見せていると、次のレッスンでは自分で入れようとするように。
もちろん入れられる時もあればうまく入れられないこともあいますが、「簡単なことなら意思疎通ができるんだ!」とすごく嬉しかったです。
自分ひとりでは教えていなかっただろうなと思います。
勧誘はしつこい?
レッスンの終わり、どうでしたか?と聞かれました。
私たち夫婦は入会させようと思っていましたが、一旦持ち帰ることに。
その旨を伝えると、あっさりOK。
よくある、当日入会しないと特典受けれませんよという脅し(?)もなく、拍子抜けするぐらいゆるい営業でした。
その次の日の夕方に電話がきましたが、電車に乗るところだったので話せず。
それから2日後くらいにもう一度電話がありましたが、全体的にそんなにゴリゴリの営業感はありませんでした。
ベビーパークに入会を決めた理由
幼児教育なんて全く興味がなかったし、なんなら胡散臭くて怪しいイメージでした。
無料だったので暇つぶしのつもりでしたが、ぼんやり「少しずつしつけや何かを教えたりした方がいいのかな?」と思っていた私にはぴったりでした。
自分の子どもでも、子どものことってよくわからない。
どう接してあげるのか正解なのか、親と子の関わり方って子どもにとって一番大きな影響を与えるのに、それを教えてもらえることってなかったなと。
それに、同じぐらいの月齢のお友達がいるのもいいなと思いました。
子どもにとっても刺激になるし、お友達の順番を待つなど関わり方を学ぶのも、家では身につかないことだなと思います。
ベビーパークに入会してよかったこと
- 子どもができることが増えた
- 家での遊びのバリエーションが増えた
- 気分転換になる
子どもができることが増えた
入会してたった1ヶ月で、子どもができることがたくさん増えました。
- 「どうぞ」「ちょうだい」ができる
- 引き出しに物をしまうことができる
- ふたを開ける・しめるができる
- 瓶の中に物を入れる・出すことができる
11ヶ月という月齢ならほっておいてもできるようになっていただろうと思いますが、まだまだ息子を言葉のわからない赤ちゃんと思っていた私にとって、教えたらこんなにできるようになるんだ!と気づけたのはすごく良かったです。
- ダメと教えたものを見ると注意される前に自分で首を横にふる
- おなかがいっぱいになったら首を横にふって教えてくれる
こちらからの言葉を明確に理解して、意思疎通できることが増えてきたのも嬉しいです。
意思疎通が増えたことで、子どもと普段遊ぶのもとてもやりやすくなりました。
家での遊びのバリエーションが増えた
家で何をして遊んでいいかわからなかったので、瓶にものを入れる遊びやおもちゃ当てゲームなど、遊びのバリエーションが増えたのも良かったです。
「しまう」を覚えたので、出したおもちゃを一緒にしまって遊んだり、遊びの幅が広がりました。
気分転換になる
通い続ける最大の理由は、これかもしれません^^;
やっぱり毎週決まった予定があるのとないのでは、気持ちが全然違います。
0歳の習い事はそうないので、貴重な気分転換の場です。
通い続けるかは悩み中
体験レッスンに行ったときはキャンペーン中で、初月レッスンが70%off、次月が半額だったので入会を決めました。
3ヶ月目以降毎月15,000円全額がかかってくるので、これからも続けるかどうかは悩みどころです。
活発な息子は、とにかく動き回りたいので毎回追いかける私のほうが大変。。。
もう少し値段が安くて息子が退屈しないレッスンがあれば、そちらにかえるかもしれません。
結論、ベビーパークは怪しくなかった
幼児教育というだけでちょっと拒否反応があった私ですが、行ってみると全然怪しくなかったです。
毎週いい気分転換にもなっています。
体験は無料でできるので、気になっている方はぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
ベビーパークが良かったので他の幼児教室も気になり、七田式にも行ってみました!ご参考まで。